秋の心温まる日々:お彼岸の意味と習慣 - 片桐石材店

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秋の心温まる日々:お彼岸の意味と習慣

暑い日々が続きますね。暑さ寒さも彼岸までということわざがありますが、早く涼しくなってほしいです。ということで今回はお彼岸について書きたいと思います。

秋季お彼岸

秋分の日は「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ」日として制定されました。また昼夜の長さがほぼ等しい日で、季節の変わり目を示す日として重要視されています。お彼岸は、この日を起点に前後3日間の期間内に行われ、合計で7日間にわたります。

お彼岸の意味と由来

「日本後記」に806年に日本で初めて仏教行事として彼岸会が行われたとあります。そこから現在に至るまで続いているのがお彼岸です。

お彼岸には、故人を供養し、感謝の気持ちを表すための意味が込められています。この期間中、仏壇にお線香やお供え物を捧げ、先祖の霊を慰め、自身の心を清めることが一般的です。また、お墓参りも行われ、墓地を清掃し、お墓に花を手向けることが一般的です。

お彼岸は、仏教の教えに基づくもので、生死の繰り返しという輪廻転生の考え方に基づいています。この時期に先祖の霊を供養することで、彼らの魂が安らかに成仏することを願うとともに、自身も清浄な心を保つことが大切だとされています。

お彼岸の習慣と行事

秋季お彼岸には、以下のような習慣や行事が行われます。

  1. お供え物の準備: 仏壇には、白いご飯や野菜、果物、お線香、花、牡丹餅などが供えられます。これらの供物は、故人に捧げるものとして用意され、感謝の気持ちが込められています。
  2. お墓参り: 秋季お彼岸には、墓地への訪問が行われます。お墓を掃除し、新しいお花を植えたり、お墓に手を合わせたりします。これも、ご先祖様に感謝を伝えるための大切な行為です。
  3. 法要や読経: 仏教寺院では法要が行われます。これに参加することで、安寧と清浄な心を求めることができます。

まとめ

秋季お彼岸は、日本の伝統的な仏教行事で、故人を供養し感謝の気持ちを表す大切な期間です。お供え物の準備やお墓参り、法要など、多くの習慣と行事が行われ、安寧と清浄な心を求めるものとして、長い歴史の中、人々に受け継がれています。この時期は家族が集まり、故人を思い出す大切な機会にしたいですね。

この記事の著者

片桐 英俊

1981年9月27日生まれ。祖父から続く石材店の三代目。石材施工1級技能士。幼少から仕事を手伝う中で石材と墓石の魅力に惹かれ家業を継ぐ。代々受け継がれていく墓石の建立を通し、現在から未来へ繋いでいくことをいろいろな角度から取り組みたいと思い、現在は石材業だけではない事業展開を模索している。

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